2006年03月28日

ひわ色

一越縮緬ひわ色たまには色のお話も。
「ひわ色」は鳥のヒワ(鶸)の羽の色からついた色です。
黄緑系の色ですが、よくある黄緑よりも
黄色っぽい色を指すようです。
調べてみると、マヒワはスズメ目アトリ科ということですが、
私にはピンときません。雀に似てるのかなというぐらい。
なんでも、秋に大群で北から渡って来るそうですよ。

ひわ色は黄緑ですが、昔はヒワは黄色い鳥の代表だったようで
「金糸雀」と言ってたそうです。
17世紀初めの日葡辞書でも、「ひわ」は黄色の一種とされてたらしいです。
その後、18世紀にカナリアが入って来てからは、
カナリアが黄色い鳥の代表になり
「金糸雀」はカナリアの当て字に使われるようになったとか。


ひわ色カットロール色名としての「ひわ色」も昔から使われているようですが、
最近はめったに聞きませんね。

比較的最近では、宮沢賢治の「春と修羅」(1924)に
こういう例があるそうです。

「二ひきの馬が汗でぬれ 犁(プラウ)をひいて
もそもそ往ったりきたりする
それはひわいろのやはらかな山のこっちがはだ」

布がたりの一越ちりめん「ひわ色」には
樹脂加工をしたちりめんカットロールもあります(5cm幅22cm幅)。
ほつれにくいので、工作などにも便利ですよ。
よかったら見てみてくださいね。

Posted by Reiko at 2006年03月28日 17:37 | TrackBack
コメント

友人が鳥のブログ掲載中です ひわ色の鳥に関係するアトリが掲載されています http://tugumi2006.exblog.jp/i16/

Posted by: shkphappy at 2008年10月23日 08:58
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